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NY為替：米JOLT求人件数が減少、労働市場減速懸念にドル買い後退

29日のニューヨーク外為市場は、米JOLT求人件数の減少を受けて労働市場の減速懸念が生じ、ドル買いが一時的に後退しました。ドル・円は一時153円87銭まで上昇した後、153円03銭に反落しましたが、その後153円43銭へと持ち直して取引終了しました。米長期金利の上昇がドル買いを支えましたが、9月の求人件数が予想を下回ったことで利下げ予測が強まり、ドル買いが抑制されました。逆に、10月の消費者信頼感指数が予想を上回り、景気がまだ堅調であるとされ、ドル売りは限定的でした。 他方、ユーロ・ドルは1.0769ドルから1.0816ドルまで上昇し、ユーロ・円も一時166円01銭まで上がりましたが、165円40銭に反落しました。ポンド・ドルは1.2967ドルから1.3012ドルまで値を戻し、ドル・スイスも値動きがありました。

*07:13JST NY為替：米JOLT求人件数が減少、労働市場減速懸念にドル買い後退 29日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円87銭まで上昇後、153円03銭まで反落したが下げ止まり、153円43銭へ戻して引けた。米長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。9月JOLT求人件数が予想を下回り、労働市場減速が示唆されると、利下げ観測にドル買いが後退。ただ、10月消費者信頼感指数が予想以上に上昇したため景気も底堅いとの見方にドル売りも限定的となった。

ユーロ・ドルは1.0769ドルまで下落後、1.0816ドルまで上昇し、1.0815ドルで引けた。ユーロ・円は、166円01銭へ上昇後、165円40銭まで反落。ポンド・ドルは1.2967ドルまで下落後、1.3012ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8698フランへ上昇後、0.8670フランまで下落した。

＜MK＞
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