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米国株見通し:底堅い値動きか、減速懸念後退で買戻しも


*13:37JST 米国株見通し:底堅い値動きか、減速懸念後退で買戻しも (13時30分現在)

S&P500先物      5,236.50(+4.00)
ナスダック100先物  18,369.00(+40.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は20ドル高。長期金利は伸び悩み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ


13日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは続落、ダウは上げ幅縮小も37ドル高の39043ドルと3日続伸で取引を終えた。今週の消費者物価指数(CPI)でインフレ再加速が鮮明になり、政策金利の引き下げ期待は後退。上昇基調の長期金利を手がかりにハイテク関連が売られ、相場を圧迫した。ただ、具体的な材料は乏しく、下げは限定的だった。14日発表の小売売上高を見極めるムードで、過度な売りは抑制されたようだ。


本日は底堅い値動きか。今晩発表の生産者物価指数(PPI)は前年月比で総合が横ばい、コア指数は伸びの鈍化が予想されている。一方、小売売上高は前回から大幅改善が見込まれ、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策が維持されるとの見方から、金利高・株安に振れやすい。ただ、減速懸念は和らぎ、消費や景気敏感などへの買いが予想される。利益確定や持ち高調整の売りは一服し、値ごろ感による買戻しが相場を支えそうだ。


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