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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、日銀緩和継続の思惑も為替介入に警戒


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、日銀緩和継続の思惑も為替介入に警戒 1日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。日銀の大規模緩和継続の思惑で、円売り先行の見通し。一方、ISM製造業景況感指数が堅調ならドルは151円を目指すものの、日本の為替介入が警戒され利益確定売りが見込まれる。

前日発表された米コアPCE価格指数は鈍化の予想と一致し、FRBの早期利下げを見込んだ米金利安・ドル安に振れた。欧州中銀(ECB)当局者のタカ派的な見解も改めて材料視され、ユーロ・ドルは1.0820ドル台から1.0850ドル台に浮上、ドル・円は150円10銭付近から149円20銭まで1円近く下落した。ただ、本日アジア市場で植田日銀総裁の物価目標達成に慎重な発言が材料視され、ドルは150円台に再浮上した。

この後の海外市場は日本の政策方針や米経済指標が注視される。今晩のISM製造業景況感指数が想定通り前回を上回り、節目の50付近に上向けばソフトランディングを期待した米金利高・ドル高に振れやすい。また、日銀による大規模緩和継続の思惑から円売りに振れやすく、ドルは151円を目指すとみられる。ただ、日銀の金融正常化期待は根強いほか、日本の為替介入も引き続き警戒され、一段のドル高は抑制されそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・17:55 独・2月製造業PMI改定値(予想:42.3、速報値:42.3)
・18:00 ユーロ圏・2月製造業PMI改定値(予想:46.1、速報値:46.1)
・18:30 英・2月製造業PMI改定値(予想:47.1、速報値:47.1)
・19:00 ユーロ圏・2月消費者物価指数速報値(前年比予想:+2.5%、1月:+2.8%)
・19:00 ユーロ圏・1月失業率(予想:6.4%、12月:6.4%)
・23:45 米・2月製造業PMI改定値(予想:51.5、速報値:51.5)
・24:00 米・2月ISM製造業景況指数(予想:49.5、1月:49.1)
・24:00 米・1月建設支出(前月比予想:+0.2%、12月:+0.9%)
・24:00 米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(予想:79.6、速報値:79.6)
・24:15 ウォラー米FRB理事、ローガン米ダラス連銀総裁応答(米金融政策フォーラム)
・02:15 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演(経済見通しや不動産関連)
・03:30 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁討論参加(米金融政策フォーラム)
・05:30 クーグラー米FRB理事講演(二つの責務)

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