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米国株見通し:伸び悩みか、金融政策決定前に持ち高調整も


*13:38JST 米国株見通し:伸び悩みか、金融政策決定前に持ち高調整も (13時30分現在)

S&P500先物      4,569.00(+3.50)
ナスダック100先物  15,599.75(+7.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は40ドル高。長期金利の戻りは鈍く、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。


20日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは4日ぶりにマイナスへ転じ、ダウは163ドル高の35225ドルと9日続伸で高値圏を維持した。この日発表された経済指標で、フィラデルフィア連銀製造業景気指数と景気先行指標が予想を下回った。逆に、新規失業保険申請件数は想定外に強く、金融引き締め方針を後押しする内容に。長期金利の上昇でハイテク関連は下押しされた。ただ、企業決算の序盤は好業績が目立ち株高期待が先行する。


本日は伸び悩みか。来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、利上げ再開は織り込まれた。ただ、足元の経済指標は低調な内容が目立ち、9月以降も引き締め政策が維持されるとの見方は後退。それが最近の株高の主要因で、今晩は政策決定を前に持ち高調整が見込まれる。一方、4-6月期の企業決算を消化する動きが続き、好調なセクターが選好されやすい。半面、景気敏感や消費の関連は買いづらく、週末を前に利益確定売りが予想される。



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