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個別銘柄戦略:三井物産やAGCなどに注目


2日の米NYダウは596.40ドル高の33891.35、ナスダック総合指数が219.56pt高の13752.02、シカゴ日経225先物が大阪日中比310円高の26670円。ドル・円は1ドル=115.40-50円。パウエル議長の下院金融サービス委員会での証言を無難に通過した安心感や、3%超と大幅反発したフィラデルフィア半導体株指数(SOX)を支援要因に、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体関連が上昇しそうだ。ナスダック高を受けてソフトバンクG<9984>やソニーG<6758>も堅調となろう。前日に下落率の大きかった値がさグロース(成長)株のキーエンス<6861>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>も買われよう。ほか、米長期金利の上昇もあり、前日に大きく下落した三菱UFJ<8306>や第一生命HD<8750>などの反発も見込まれる。WTI原油先物価格の上値追いからINPEX<1605>も利食い売りをこなしつつ堅調推移となりそうだ。ロシア・ウクライナの停戦協議への期待から、直近冴えない展開が続いていた三井物産<8031>にも押し目買いが向かいそうで、同様の観点からガラス事業の欧州売上比率が高く、直近の下落がきつかったAGC<5201>の反発も見込めそうだ。
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