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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、強い米経済指標にらみ根強いドル買い


6日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。株高継続ならリスク選好ムードが広がり、ドルに下押し圧力がかかりやすい。ただ、足元の強い米経済指標を受け早期正常化期待の金利高で、ドル買いは根強いだろう。

前日発表されたISM非製造業景況感指数は統計開始以来の高水準となり、NY株式市ではダウが過去最高値を更新するなど指数は強含んだ。それを受けたリスクオンのドル売りでユーロ・ドルは1.1820ドルまで値を上げ、ドル・円は一時110円を小幅に割り込んだ。本日アジア市場では米10年債利回りが下げ止まると海外市場で売られたドルは買い戻され、ドル・円は110円台を維持。ただ、日経平均株価の軟調地合いを嫌気した円買いで、一段の上昇は抑制された。

この後の海外市場でも、ドル買いは根強い見通し。欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されているが、対照的に米国は早期正常化への期待が強まりそうだ。国際通貨基金(IMF)が今晩公表する世界経済見通し(WEO)もそうした内容が予想され、ユーロ売り・ドル高に振れやすい。足元で発表された米国の堅調な雇用統計など経済指標を消化する動きとなれば、長期金利は高水準で推移しよう。ドルは株高継続で売りに押されながらも、金利高を背景とした買いが続くとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・2月失業率(予想:8.1%、1月:8.1%)
・23:00 米・2月JOLT求人件数(予想:690.0万件、1月:691.7万件)
・国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)発表
・香港休場(復活祭月曜日の翌日)


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