マザーズ先物見通し：反落、手掛かり難で上値の重い展開

本日のマザーズ先物は反落が予想される。29日の米国市場は追加経済対策の一環である国民への現金給付額増額期待に大きく上昇して寄り付いた。しかし、史上最高値付近で利益確定の売りも目立ち失速。さらに、共和党のマコネル上院院内総務は下院が可決した現金給付額を2000ドルに引き上げる案を阻止したため失望感が広がり下落に転じた。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは反落した。本日のマザーズ先物は米国市場が反落したことや、ナイトセッションが小安く終了した流れを受けて、反落でのスタートが予想される。日足チャートでは25日線を超え75日線を試す展開であるが、年内の売買最終日であり、連休前となることで、リスクを警戒した投資家の売りで、需給の悪化が予想される。また、新聞各社も休暇の社員が多く、ニュースなどの手掛かり難で上値の重い展開となりそうだ。本日の上値のメドは1200.0pt、下値のメドは1150.0ptとする。

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