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米国株見通し:続落か、3連休控え調整売り継続も


(15 時40分現在)
S&P500先物      3,447.12(-14.38)
ナスダック100先物  11,673.50(-127.00)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は70ドル安。NY原油先物(WTI)は弱含み、今晩の米株式市場は売りが先行しそうだ。


3日の取引で主要3指数は大幅反落。ナスダックは4日連続の最高値更新から一転して約5%も下落、ダウは800ドル安で前日回復した29000ドル台を維持できなかった。この日発表された新規失業保険申請件数は改善を示したほか、ISM非製造業景況指数はほぼ変わらずの強い内容。ただ、8月以降は強気相場に拍車がかかり、調整売りの出やすい地合いだった。そうしたなか、金融監視当局が一部のネット証券に調査に入ったとの報道を受け、手仕舞い売りが強まったようだ。


本日も売りが続く可能性はあろう。焦点の8月雇用統計は、非農業部門雇用者数と平均時給は前回から伸びが鈍化する見通し。一方、失業率は低下が見込まれ、10%を下回る内容となれば早期回復期待が高まろう。本来なら、それを手がかりに前日の急落を受けた自律反発に振れやすい。ただ、週明け7日はレーバーデーに伴うNY株式市場の休場で、明日からの3連休を前に持ち高調整の売りが予想される。前日よりも下げ幅は縮小するかもしれないが、軟調地合いは続くと予想する。





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