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米国株見通し:底堅い値動きか、FOMC議事要旨を好感も


(15 時30分現在)
S&P500先物      3,391.38(+4.38)
ナスダック100先物  11,414.75 (+5.50)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持しており、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。


18日の取引で主要3指数は高安まちまち。ハイテク株買いの継続でナスダックは最高値を更新したが、ダウは小幅に値を下げて取引を終えた。トランプ政権の追加経済対策に関する与野党協議は合意にほど遠く、買いを抑制。また、前週末に予定されていた米中通商協議の無期限延期やトランプ政権による中国ファーウェイへの禁輸措置で、米中対立の激化への警戒感も広がった。半面、この日発表された住宅関連指標が好調で、関連銘柄が買いを集めたようだ。


本日も方向感は出にくいものの、強気相場は維持されそうだ。引き続き追加経済対策の与野党協議の行方や米中関係の先行きが注視され、積極的な買いを抑制する見通し。半面、ハイテクや住宅などのセクターは堅調とみられ、関連株への買いは続くだろう。一方、今晩公表される連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(7月28-29日開催分)では、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作)の検討など、よりハト派的な内容が示されれば買いを誘発する要因となろう。





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