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注目銘柄ダイジェスト(前場):サーバーワークス、中京医薬、データHRなど


ソニー<6758>:8545円(-141円)
伸び悩んで反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2284億円で前年同期比1.1%減益、1400億円程度の市場コンセンサスを大きく上回っている。巣ごもり消費の拡大によりゲーム&ネットワークサービスが好調で、下支え役となった。ただ、通期予想は6200億円と公表、6500億円程度の市場予想を下回っており、決算期待への買いが先行していたこともあって、ネガティブに捉えられる。自社株買い実施発表のインパクトも限定的に。


ファーストリテ<9983>:58310円(-650円)
反落。前日に7月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比4.4%増、2カ月連続の増加となったが、6月の同26.2%増から伸び率は低下している。客数が同2.5%増加し、客単価も同1.9%の上昇に。全国的に梅雨明けが例年よりも遅かったなど、長雨や艇気温の影響が増収率の低下につながっているようだ。ただ、同業各社も総じてモメンタムを低下させており、特にネガティブな反応も強まってはいない。


三菱UFJ<8306>:410円(-2.4円)
反落。前日に第1四半期決算を発表、純利益は1835億円で前年同期比52.9%減益だが、市場予想は上回り、通期計画に対する進捗率も33%に達している。債券関係損益の拡大が堅調なスタートになった背景。ただ、在外子会社の与信関連費用が7-9月期には増加見込みなどともされ、懸念材料ともなっているもよう。また、前日の米国長期金利の低下なども銀行株にとっては逆風のようだ。


中京医薬<4558>:454円(+26円)
大幅に3日続伸。21年3月期第1四半期(20年4-6月)の営業損益を1.00億円の黒字(前年同期実績0.11億円の赤字)と発表している。家庭医薬品等販売事業が伸び、黒字転換に寄与した。通期予想は前期比40.8%増の1.00億円の黒字で据え置いた。第1四半期時点で既に通期予想を達成しており、近く上方修正される可能性があるとの期待から買いが膨らんでいるようだ。


ダイキン工<6367>:18830円(-50円)
反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は545億円で前年同期比39.2%減益、市場予想を100億円以上上回る水準とみられる。通期予想も従来の1500億円から1700億円、前期比36.0%減益にまで上方修正。ただ、上半期は400億円から1000億円に上方修正しており、実質的に下半期は下方修正の形に。新型コロナの影響長期化を織り込んでおり、市場予想の2000億円程度も下振れ。株価は高値圏にあり、出尽くし感も優勢のようだ。


データHR<3628>:1803円(+31円)
大幅に続伸。20年6月期の営業利益を従来予想の2.20億円から2.62億円(前期実績0.36億円)に上方修正している。新型コロナウイルスの感染拡大で営業活動が制限され、旅費などの営業活動費が減少し、増益につながった。また、政策保有株式を売却して投資有価証券売却益0.19億円が発生しており、純利益予想を1.48億円から2.01億円(同0.21億円)に引き上げている。


サーバーワークス<4434>:15120円(+920円)
大幅に反発。31日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図る。併せて定款を一部変更し、発行可能株式数を1080万株から2160万株に増やす。株式分割に加え、200日移動平均線が下値支持線として意識されており、自律反発する局面との見方も買いを支えているようだ。

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