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30日の米国市場ダイジェスト:NYダウ225ドル安、冴えない経済指標を警戒


■NY株式:NYダウ225ドル安、冴えない経済指標を警戒

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は225.92ドル安の26313.65ドル、ナスダックは44.87ポイント高の10587.81ポイントで取引を終了した。商務省が発表した4−6月期の国内総生産(GDP)速報値が過去最大の落ち込みとなったほか、週次失業保険申請数も2週連続で増加したため回復ペースの鈍化懸念で大きく下落して寄り付いた。主要企業決算が予想を上回ったことが好感されており、引け後に決算の発表を控えた主要ハイテク株が上昇に転じると、下げ幅を縮小。セクター別では、エネルギー、自動車・自動車部品が下落した一方、半導体・同製造装置は上昇した。

貨物運送のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)や消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は予想を上回った決算が好感され上昇。半導体メーカーのクオルコム(QCOM)は第3四半期決算が予想を上回ったほか、中国の通信機器メーカー華為技術(ファーウェイ)との新たなライセンス契約を発表し急伸した。一方、金利の低下を受けて大手銀のJPモルガン(JPM)、大手金融モルガンスタンレー(MS)は下落。

追加財政を巡り、共和党は失業保険補助で週200ドルで延長する案を提示したが民主党は却下、交渉は依然難航している。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:米経済指標の悪化を嫌気してドル売り強まる

30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円28銭から104円68銭まで下落し104円72銭で引けた。この日発表された米4-6月期GDP速報値は過去最大の落ちこみを記録したほか、先週分新規失業保険申請件数が2週連続で増加したため、景気後退の深刻化懸念が強まり、金利先安観が広がったことからドル売りが加速。

ユーロ・ドルは1.1743ドルから1.1848ドルまで上昇して1.1847ドルで引けた。ユーロ圏7月景況感指数の予想以上の改善を好感したユーロ買いが強まった。ユーロ・円は121円55銭から124円20銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3006ドルから1.3103ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9151フランから0.9089フランまで下落した。


■NY原油:反落で39.92ドル、一時39ドルを下回る

NY原油先物9月限は反落(NYMEX原油9月限終値:39.92 ↓1.35)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-1.35ドルの1バレル=39.92ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは38.72ドル−41.39ドル。30日のアジア市場で41.39ドルまで買われたが、利食い売りが入ったことで上値は重くなった。ニューヨーク市場で節目の40ドルを下回り、ポジション調整的な売りが増えたことから、一時38.72ドルまで下げ幅は拡大した。ただ、その後はユーロ高を意識して下げ幅はやや縮小し、時間外取引で40ドル台前半まで戻している。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  24.84ドル   -0.43ドル(-1.70%)
モルガン・スタンレー(MS) 48.95ドル   -1.29ドル(-2.57%)
ゴールドマン・サックス(GS)199.53ドル  -3.05ドル(-1.51%)
インテル(INTC)        47.99ドル   -0.08ドル(-0.17%)
アップル(AAPL)        384.76ドル  +4.60ドル(+1.21%)
アルファベット(GOOG)    1531.45ドル +9.43ドル(+0.62%)
フェイスブック(FB)     234.50ドル  +1.21ドル(+0.52%)
キャタピラー(CAT)      136.73ドル  -3.80ドル(-2.70%)
アルコア(AA)         13.18ドル   0.00ドル(0.00%)
ウォルマート(WMT)      130.12ドル  -0.57ドル(-0.44%)


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