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マザーズ先物概況:小反落、地政学リスクなど意識されるもアンジェスが下支え


18日のマザーズ先物は前日比2.0pt安の992.0ptと3日ぶりに反落した。なお、高値は999.0pt、安値は969.0pt、取引高は8109枚。本日のマザーズ先物は時価総額上位のアンジェス<4563>が先物を下支えしたが上値が重く小幅安となった。新型コロナ第2波を警戒する海外市場の流れを引き継ぎ、アンジェス<4563>などバイオ株に買いが集まったことで、マザーズ先物は寄付き付近は堅調に推移したが、ボルトン前大統領補佐官の暴露本に日本に関する記述があるとの報道が嫌気され東証1部が10時過ぎから急落したことなどを受けて、個人投資家心理が悪化し一時969.0ptまで値を下げる場面があった。しかし、お昼休み中に「米中は首脳会合の合意の実行に向け行動することで一致」との中国の報道が伝わったことで、投資家のリスクセンチメントが改善したことで急速に値を戻し、結局、小幅安で取引が終了した。なお、お昼休み中に、シオノギファーマがアンジェス<4563>の新型コロナワクチンに参画との報道で後場に上げ幅を拡大し先物を下支えしたことも下げ幅の縮小に寄与した。

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