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今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でリスク選好の円売り抑制も


30日のドル・円相場は、東京市場では108円90銭から108円81銭まで下落。欧米市場でドルは109円29銭まで買われた後に108円72銭まで反落し、108円84銭で取引を終えた。

本日31日のドル・円は主に108円台後半で推移する見通し。米長期金利低下を意識してリスク選好の円売りは引き続き抑制される可能性がある。

10月29−30日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準を現行の1.75%−2.00%から1.50%−1.75%に引き下げることが賛成多数で決定された。0.25ポイントの追加利下げは予想通りだったが、FOMC声明から「適切に行動する」との文言が削除されており、12月に追加利下げが実施される可能性は極めて低いとの見方が広がっている。

ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で「現在、利上げは検討していない。利上げには著しいインフレの上昇が条件となる」との見方が伝えられたことから、来年前半に追加利下げが実施される可能性は残されているとの思惑も浮上している。市場関係者の間からは「FRBが参考にしているコアPCEの上昇率は2%を下回る状態が続いており、インフレ動向次第では早い時期に追加利下げが検討されてもおかしくない」との声が聞かれている。



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