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NY為替:米政治不安も米中協議への期待でドル反発


26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円43銭から107円96銭まで上昇し、107円85銭で引けた。トランプ大統領の弾劾調査で米国下院が内部告発状を公表、国家情報機関長官代理が証言を行うと警戒感にドル売り・円買いが優勢となった。その後、中国の外相が米国産品の購入を増やす意向であると報じられると、米中貿易協議が順調に進むとの期待が広がり、ドル買い・円売りが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.0967ドルから1.0909ドルまで下落して1.0920ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミストのフィリップ・レーン氏が「必要なら、追加利下げの余地がある」とするなど、金利先安感に伴うユーロ売りは継続。ユーロ・円は、117円68銭から117円91銭のレンジでもみ合った。ポンド・ドルは、1.2366ドルから1.2315ドルまで下落した。英国の欧州連合(EU)離脱への不透明感を受けたポンド売りが続いた。ドル・スイスは、0.9907フランから0.9948フランまで上昇した。



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