欧州為替：ドル・円は107円90銭台、米長期金利は上げ渋り

　欧州市場でドル・円は107円90銭台でのもみ合い。欧州株式市場は主要指数が総じて上昇し米株式先物も堅調地合いを維持しており、株高を好感した円売りに振れやすい。ただ、米中貿易戦争の暫定的停戦合意に関する報道は確認できず、米10年債利回りの失速でドル買いは縮小したとみられる。

　なお、18時に発表されたユーロ圏の6月景況感指数は予想を下回る低調な内容となり、ユーロはドルや円に対して小幅に売られたようだ。

　ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円91銭から108円05銭、ユーロ・円は122円680銭から122円87銭、ユーロ・ドルは1.1364ドルから1.1374ドルで推移した。



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