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NY為替:米中貿易摩擦緩和への期待などでユーロ反発


1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円92銭から112円61銭まで下落し、112円71銭で引けた。10月の米ISM製造業景況指数は市場予想を下回り、ドル売りが優勢となった。その後、トランプ米大統領が中国の習国家主席と電話協議したことを明らかにすると米中貿易摩擦深刻化への警戒感は低下し、ドル売りは一段落した。

ユーロ・ドルは、1.1385ドルから1.1424ドルまで上昇し、1.1409ドルで引けた。ユーロ・円は、128円70銭から128円37銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2901ドルから1.3035ドルまで上昇した。
英国中央銀行は金融政策決定会合で市場の予想通り金融政策を据え置いたが、経済や雇用に楽観的な見方を示し、利上げペースが当初の予想を上回る可能性が示唆されポンド買いに拍車がかかった。
英国の欧州連合(EU)離脱に関して進展がみられたこともポンド買い材料となった。ドル・スイスは、1.0041フランから1.0001フランまで下落した。



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