マザーズ先物概況：大幅続落、リスク回避ムード強まる

13日のマザーズ先物は大幅に続落した。前日比40.0pt（-4.01％）安の957.0ptで取引を終えた。高値は987.0pt、安値は951.00pt、売買高は3391枚。

本日のマザーズ先物は、大幅続落。トルコリラの急落と10日の欧米主要株式市場の下落を受けて投資家心理が大きく悪化し、マザーズ先物にも売りが膨らんだ。ヘッジファンドなど海外勢を中心に、主力株に比べ足元の業績面での裏付けが乏しい新興市場上場銘柄への売り圧力が強まり、メルカリ<4385>やミクシィ<2121>など時価総額上位銘柄が大幅に下落、マザーズ指数が4％超下落したため、マザーズ先物にもリスク回避的な売りが膨らんだようだ。マザーズ先物は5日線を大きく下抜けており、市場では「リラが下げ止まり、市場のセンチメントが改善するまでは出直りムードが広がらない」との指摘も聞かれ、目先は下値模索の展開となりそうだ。本日のマザーズ市場では、上期の営業赤字が縮小したことが引き続き手掛かり材料視されたモブキャスト<3664>や1対3の株式分割を発表したアジャイル<6573>など個別材料株に値幅取りの動きが強まっていた。



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