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前場に注目すべき3つのポイント~指数インパクトの大きい値がさ株に振らされる展開が続く


7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:指数インパクトの大きい値がさ株に振らされる展開が続く
■決算チェック:くらコーポ、2Q営業利益21.7%増、進捗率は55.5%と順調な進捗に
■前場の注目材料:ショーワ、電動パワステ拡充、軽量化ニーズ対応


■指数インパクトの大きい値がさ株に振らされる展開が続く

7日の日本株市場は引き続きインデックスに絡んだ売買を中心に、こう着感の強い相場展開となろう。6日の米国市場では貿易摩擦への楽観的な見方が広がり、NYダウは346ドル高と大幅に上昇。ハイテク株への物色も続いており、ナスダック、SOX指数も堅調だった。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の22750円となり、これにサヤ寄せする格好から、買い先行の展開となろう。円相場は1ドル110円台を回復していることも安心感につながりそうだ。

ただし、インデックスに絡んだ売買が中心になりやすく、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりやすいだろう。指数インパクトの大きい値がさ株に振らされる展開が続くとみられる。一方で昨日下げの目立っていた中小型株については、自律反発は意識されるものの、底入れからの反転は期待しづらく、次第に戻り待ちの売り圧力が意識されてくることになりそうだ。

先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることもあり、明確な方向感は出難くい需給状況であろう。来週には6月12日で調整中の米朝首脳会談の開催が予定されているため、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。市場はリスクオンに向かう一方で、会談内容次第では出尽くし感にもつながると考えられ、いったんは利益確定からポジションを圧縮する流れも意識されるところである。

中小型株には機関投資家の資金流入は限られ、値ごろ感からの押し目買いが期待しづらいなかで、個人主体による利食いの流れが強まっている面もある。そのため、目先は中小型株優位の相場展開は期待できず、メジャーSQ通過後も先物主導によるインデックス売買に振らされやすい需給状況が続こう。

(村瀬 智一)


■くらコーポ、2Q営業利益21.7%増、進捗率は55.5%と順調な進捗に

くらコーポ<2695>は6日、18年10月期第2四半期決算を発表。売上高は前年同期比8.5%増の652.36憶円、営業利益は同21.7%増の37.77憶円だった。くら寿司初の洋食メニューが好評だったほか、フェアに合わせて人気アニメ「名探偵コナン」などのグッズが当たるキャンペーンを実施するなど販売促進策も奏功した。通期計画に対する第2四半期営業利益の進捗率は55.5%と順調な進捗に。


■前場の注目材料

・日経平均は上昇(22625.73、+86.19)
・NYダウは上昇(25146.39、+346.41)
・ナスダックは上昇(7689.24、+51.38)
・SOX指数は上昇(1437.94、+9.43)
・VIX指数は低下(11.64、-0.76)
・1ドル110円10-20銭
・シカゴ日経225先物は上昇(22750、大阪比+110)
・朝鮮半島をめぐる地政学リスク後退
・日銀が大規模緩和継続


・ショーワ<7274>、電動パワステ拡充、軽量化ニーズ対応
・トヨタ<7203>、CO2削減で共同プロ、セブン—イレブンと


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・特になし

<海外>
・10:30 豪・貿易収支(4月) 10.00億豪ドル 15.27億豪ドル[]



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