マザーズ先物見通し：狭いレンジ内での推移か

本日のマザーズ先物は、狭いレンジ内でのこう着感の強い動きとなりそうだ。前日のマザーズ市場は中東情勢への先行き警戒感から個人投資家を中心とした資金の逃げ足は速く、足元で関心の向かっていたIT関連銘柄やバイオ関連銘柄などに対する利食い売りも強まっただけに、マザーズ先物にも目先の利益を確保する展開になった。また、企業の決算発表が本格化するだけに、企業の業績動向に着目した売買が主流になるとみられるほか、明日のSQを前にしたポジション調整の動きも想定されるだろう。一方で、9日の米国株高や円安傾向を背景にした押し目買いなども見込まれ、方向感の掴みづらい動きが予想される。本日の上値メドは1160.0pt、下値メドは1140.0ptとする。

＜FA＞