10時00分時点の日経平均は38円高、コマツが4％近い上昇

10時00分現在の日経平均株価は21840.99円（前日比35.82円高）で推移している。24日の米国市場ではキャタピラーや3Mなど複数の主要企業決算が堅調な内容となったことで買いが先行し、NYダウは前日比167ドル高の23441.76ドルと市場最高値を更新した。ナスダック総合指数も11.60ポイント高の6598.43となった。円相場は1ドル＝114円02銭まで上昇した後、113円台半ばまで一旦下落したものの、113円台後半まで再度上昇と円安方向に推移している。本日の日経平均はこうした流れを受けて94円高からスタートした。

ここまでの東証1部の売買代金は概算で6167億円。東証1部の値上がり銘柄数は910で全体の44.8％、値下がり銘柄数は1009、変わらずは112となっている。業種別では、銀行業、保険業、機械が上昇率上位、食料品、電気・ガス業、医薬品が上昇率上位となっている。

個別では、米長期金利の上昇を受けて、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>、みずほ<8411>など金融株が上昇。米キャタピラーの好決算を受け、国内建機大手のコマツが4％前後の上昇で推移している。また、業績予想を上方修正したキヤノン<7751>などにも買いが向かっている。そのほか、任天堂<7974>、神戸鋼<5406>、SUMCO<3436>、ソフトバンクG<9984>がしっかり。一方、前日に決算を発表した安川電<6506>やトヨタ自<7203>、キーエンス<6861>はさえない。



＜DM＞