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米利上げ観測も物色は中小型株中心か【クロージング】


12日の日経平均は反落。97.10円安の20098.38円(出来高概算14億8000万株)で取引を終えた。為替市場でドル円が1ドル113円台半ばとやや円高に振れて推移するなか、前日の上昇に対する利益確定の流れが先行。その後は狭いレンジでの取引が続いていたが、午後に入り一段と円高に振れたこともあり、日経平均もやや下げ幅を広げるなか20100円を下回り、前日の上昇部分を帳消しにしている。

ただ、日経平均は、5日、25日線を上回っている。米国では「ロシアゲート」問題で大統領の長男にも疑惑が波及してきたことが重石となるが、一方で地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されるほか、イエレンFRB議長が下院金融委員会で証言を行う予定である。ベージュブックやイエレンFRB議長証言を受けて利上げ観測が高まる可能性もあり、これを見極めたいとのムードも強かったとみられる。


明日はこれらの結果を受けた米国市場の動向に振らされようが、本日は過度な利上げ観測を警戒したポジション調整の面もあると考えられる。先週の米雇用統計は、FRBが予定通り年内3度目の利上げを行う後押しになるとみられており、改めて買い直される可能性はありそうだ。もっとも、こう着感の強い相場展開が続くとみられ、決算などの個別材料のほか、テーマ性のある中小型株での値幅取りが続きそうである。



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