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米国株見通し:仏大統領選はEUの安定への期待から下支え材料に


S&P500先物 2393.50(-4.25) (18:35現在)
ナスダック100先物 5639.50(-8.75) (18:35現在)

18:35時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは40ドル安程度で推移。欧州市場は英FTSEが小じっかりな他は、全般安く推移している。原油先物相場は小高く推移している。

5日の米株式市場は上昇。4月雇用統計で非農業部門雇用者数が21.1万人増と予想を大きく上振れたほか、失業率が約10年ぶりの低水準に改善したことが材料視された。しかし、7日の仏大統領選の決選投票を見極めたいとの思惑から上値は限られた。

仏大統領選については、欧州連合(EU)の強化を訴える中道系独立候補のマクロン氏が勝利した。予想通りの結果ではあるが、EUの安定への期待から下支え材料になりそうだ。

IBMは先週末に、著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが保有株の3分の1を売却したことが明らかとなり嫌気された。IBMへの売り圧力が引き続き警戒されやすく、上値の重しになる可能性がありそうだ。また、今週も決算発表が続く。これまで、金融と製造業で好決算が見られたことを背景に、S&P500構成銘柄全体のアナリスト予想を押し上げていた。

今週は食肉メーカーのタイソンフーズ(8日)、製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(9日)、エンターテイメントのウォルト・ディズニー(9日)、口コミサイトのイェルプ(9日)、旅行予約サイトのプライスライン(9日)、半導体のエヌビディア(9日)、スーパーマーケットのホールフーズ(10日)、百貨店のメーシーズやノードストローム(11日)が予定されているが、消費関連については、金融や製造業ほど市場へのインパクトは限られてきそうだ。



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