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NYの視点:パウエルFRB議長は9月利下げ軌道を明確化しない可能性、ジャクソン会合講演


*07:48JST NYの視点:パウエルFRB議長は9月利下げ軌道を明確化しない可能性、ジャクソン会合講演 米カンザスシティー連銀主催の年次国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が21日から23日まで開催されている。トランプ米大統領による連邦準備制度理事会(FRB)への利下げ圧力が強まる中、パウエル議長の講演に特に注目される。FRBは7月FOMCで政策金利据え置きを決定。議長は7月FOMC後の会見で、憶測に反し9月の利下げを示唆しなかった。7月消費者物価指数(CPI)のコア指数や生産者物価指数(PPI)が上昇。

7月連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表された7月雇用統計で雇用が予想を下回ったほか5月、6月分の大幅下方修正で、労働市場の減速懸念が強まり、市場では早期利下げ観測が強まった。短期金融市場では9月の利下げを一時100%織り込んだ。

7月FOMC議事要旨では、利下げを主張し、反対票を投じたウォラーFRB理事、ボウマンFRB副議長を除き金融当局者はサービスインフレの上昇など、インフレリスクが労働市場のリスクよりも大きいことを懸念していることが明らかになった。ジャクソン会合主催の米カンザスシティ連銀のシュミッド総裁は、インフレ抑制でまだやるべきことがあるとタカ派姿勢を崩していない。

市場の期待に反し、パウエル議長は今回の会合でも、注意深く、9月利下げの可能性を明確化することを回避する可能性が強い。万が一、議長が予想外にハト派的な姿勢を示せばサプライズとなりドル売りが強まると見る。


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