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NYの視点:米7月雇用統計:労働市場減速の兆候示すか


*07:38JST NYの視点:米7月雇用統計:労働市場減速の兆候示すか 米労働省が発表する7月雇用統計では非農業部門雇用者数が+10.4万人と6月の+14.7万人から伸び鈍化が予想されている。また、失業率は4.2%と、6月4.1%から上昇する見込み。労働市場の減速を示す新たな証拠となり、年内の利下げ観測を後押しするかどうかに注目が集まる。

雇用統計の先行指標のひとつ民間雇用者数を示す7月ADP雇用統計は前月比+10.4万人と6月-2.3万人からプラスに改善。予想も上回った。遅行指標の雇用統計に比べて最新の労働市場の状況をより正確にあらわすと注目される新規失業保険申請件数も減少傾向で住宅市場の底堅さを示唆している。

コンファレンスボードが発表した米7月消費者信頼感指数の中で、雇用が「十分」との回答は30.2%と、6月の29.42%の過去4年間で最低水準から上昇した。ただ、職を得るのが「困難」は18.9と4年間で最高。また、エコノミストが労働市場の状況を判断するうえで注目の雇用が「十分」30.2%と、「困難」18.9の差は11.3と、2021年3月来で最低となった。消費者の労働市場への自信が弱まったあらたな証拠となった。

■7月雇用先行指標
●ADP雇用統計:+10.4万人
(予想:+7.6万人、6月:-2.3万人← ―3.3万人)

●コンファレンスボード消費者信頼感指数

雇用
十分:30.2(29.4)
不十分:50.9(53.4)
困難:18.9(17.2)

6か月先
増加:17.5(15.9)
減少:25.4(25.7)
不変:57.1(58.4)

所得
増加:18.2(17.6)
減少:12.0(12.9)
不変:69.8(69.5)

■市場予想
・米・非農業部門雇用者数:予想:+10.4万人、5月:+14.7万人)
・米・失業率:予想4.2%、5月:4.1%
・米・平均時給:前月比+0.3%、前年比+3.8%、5月:+0.2%、+3.7%)


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