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NYの視点:米2月小売、オンラインでの支出が支えるも裁量的支出は手控え、リセッション懸念もくすぶる


米商務省が発表した2月の小売売上高は、前月比で0.2%の増加となり、1月から改善したものの予想は下回りました。特にオンラインでの売上が全体を支えましたが、裁量的支出が控えられ、消費減速への懸念が出ています。アトランタ連銀は第1四半期のGDP予想を下方修正し、個人消費支出の伸びがさらに低下したことが要因とされています。米国の景気後退への懸念も高まっている中で、ベッセント財務長官は経済の先行きに慎重な見方を示しました。

*07:41JST NYの視点:米2月小売、オンラインでの支出が支えるも裁量的支出は手控え、リセッション懸念もくすぶる 米商務省が発表した2月小売売上高は前月比+0.2%と、1月-1.2%からプラスに改善したものの予想は下回った。ただ、国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車、建材、給油、外食を除いたコントロールグループ、コア小売りは+1.0%と、前月の-1.0%からプラスに改善し、昨年9月来で最大の伸びとなった。オンラインでの売り上げが支えた。しかし、悪天候に加え、労働市場への不透明感に、裁量支出が控えられている兆候が見られ、消費の減速が加速していると警戒感も強い。

アトランタ連銀の米国第1四半期GDP予想はマイナス2.1%と、従来のマイナス1.6%から下方修正された。実質個人消費支出の伸びがマイナス1.1%ポイントと、従来のマイナス0.4%ポイントからさらに下方修正されたことが要因だと指摘している。

米国のベッセント財務長官は週末のTVインタビューで、米国経済が景気後退入りを回避する保障はないと、慎重な見通しを示している。

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