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メキシコペソ円今週の予想(11月11日) サンワード証券の陳氏(山崎みほ)


メキシコペソ円は、ドル円の堅調さが下値を支えると予想される一方、米墨関係の緊張やメキシコ中銀の追加利下げの見通しが上値を抑制する可能性があります。過去週には、トランプ氏の勝利によるペソの下落が見られましたが、ペソ買い戻しが進行しました。トランプ氏とメキシコのシェインバウム大統領が電話会談で友好的な関係を示したことも市場に安心感を与えました。原油価格の上昇がペソを支える要因となっています。ただし、トランプ政権の不透明感や中国の経済政策に対する失望感が新興国通貨にネガティブな影響を及ぼす可能性も指摘されています。今週のメキシコペソ円の予想レンジは7.40円から7.80円となっています。

*17:34JST メキシコペソ円今週の予想(11月11日) サンワード証券の陳氏(山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、メキシコペソ円について、『ドル円の堅調地合いが下値を支えそうだが、米墨関係の緊張やメキシコ中銀の追加利下げ見通しが上値を抑えよう』と述べています。

続けて、『先週のメキシコペソは、トランプ氏の勝利を受けて、対ドルで3%超下落し、2022年8月以来の安値を付けた。ただ、その後はペソの買い戻しが進んだ』と伝え、『トランプ氏は移民問題や関税問題で厳しい姿勢を取ると公約しており、メキシコとの関係が緊張すると見られていた。ただ、メキシコのシェインバウム大統領はトランプ氏との間で行った電話会談について、「非常に友好的」だったと述べたことが市場に安心感を与えたようだ。原油価格の上昇もペソの支援要因となった』と解説しています。

陳さんは、『ただ、トランプ次期政権を巡る先行き不透明感は強く、ペソ買いは限定的になろう。中国の景気刺激策に対する失望感も新興国通貨にはネガティブ要因となった』と言及しています。

次に、『メキシコの10月消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.76%上昇した。伸び率は市場予想の4.72%と9月の4.58%をともに上回った。ただ、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数の前年比伸び率は3.80%で、9月の3.91%から鈍化した』と伝え、『メキシコ銀行(中銀)が追加利下げするとの見方が強まった。メキシコ中銀は9月の会合で政策金利を引き下げ、10.50%とした。利下げは今年3度目で、理事会はインフレ抑制策の継続で今後さらに金利調整余地が生まれることに期待を示した。中銀の金融政策決定会合は年内あと2回開かれ、今週14日と12月19日に予定されている。ただ、今週の会合での見通しは据え置きとの見方も強まっており、利下げでなければペソの反発が予想される』と考察しています。

メキシコペソ円の今週のレンジについては、『7.40円~7.80円』と予想しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月12日付「メキシコペソ円今週の予想(11月11日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 山崎みほ


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