北朝鮮の気になるシグナル、元統合幕僚長の岩崎氏「国内事情は極めて憂慮すべき事態」
この軍事パレードには、新型大陸間弾道弾(ICBM)及び新型潜水艦発射型弾道弾(SLBM)が登場した。報道された朝鮮中央テレビの映像によれば、このICBMは、これまでの最大級と思われる2017年に発射された「火星15」の大きさよりも一回り大きいタイプ(全長、直径)のミサイルであり、移動型の車両(「火星15」搭載車両は片側9輪の車両であったが、今回のは片側11輪の車両)に搭載されていた。また、SLBMは「北極星4-A」と記載されており、昨年の10月に発射された「北極星3型」とは異なるミサイルの様であった。
もともと北朝鮮は、これまでに、各種弾道弾の発射試験や訓練を重ね、米本土まで届く長射程化のみならず、弾頭の極超音速化、多弾頭化、不規則飛行(滑空)化、低高度飛翔化、精密誘導化等を追求してきていた。そして、昨年末には、金正恩委員長自らが「そのうち、全世界は我々の新兵器を見ることになる」との声明を出していた。
そして多分、本物と思われる金正恩北朝鮮労働党委員長は、今回の軍事パレードで「今後も正当防衛手段としての戦争抑止力を強化」するとの方針を述べるとともに、「これらの兵器は誰かに向けられたものではなく自衛のための兵器」であることを強調した。一方では演説の中で、「但し、いかなる勢力であれ、我々を狙う勢力には、我々の強力で攻撃的な力を先制的に行使する」と警告に近い言葉も述べた。これは、米国や中国を意識しつつ、新型弾道弾を戦争抑止の為の兵器で自国の防御の為のものであることを強調し、新型弾道弾の保有理由を正当化するとともに、特に米国に対する交渉再開を求めたのではないかと考えられる。
私は、朝鮮中央テレビの報道で驚くことがあった。その一つは、金正恩北朝鮮労働党委員長が、軍事パレードに先立つ演説で、先ず「愛する南の同胞にも温かい気持ちを伝え~」とコロナ禍が一日でも早く収束する事を願うメッセージを韓国に送ったことである。そして、二つ目は、北朝鮮国民に対して「新型コロナの流入阻止に成功したものの、長引く国連制裁や洪水等の自然災害に直面しており、人心に報えず申し訳ない。努力が足りず多くの人民が生活の苦しさから抜け出していない。それにも拘らず人民は私に対し忠実である」と時々涙ぐみながら国民にお詫びするとともに、感謝を述べた事である。そして三つ目は、この演説や軍事パレードへの参加をこれまでの人民服ではなく、背広で行ったことだ。また、時間帯が深夜(10月10日午前0時~2時間程度)であり、おそらく未明の式典や軍事パレードの開催が初めてではないか等々、驚かされることが多かった。
この労働党創建75周年記念行事に先立って、北朝鮮から韓国にある手紙が送られていた。9月23日に起こった韓国との北朝鮮の国境線付近の北朝鮮領海内で起こった「韓国人殺害事件」に関する北朝鮮側の謝罪の手紙である。
この一連の北朝鮮の態度の変化、韓国への謝罪の手紙、軍事パレードでの人民に対する謝罪と感謝、そして新型ICBM/SLBMをどう解釈すべきなのであろうか?私は以下の様に考えている。
(1)今回の新型ICBM/SLBM:国民への国威発揚とともに米国・中国に対する強さの誇示。北朝鮮は「いろいろな制裁や軍事的圧力に決して屈しないし、仮にどこかが我が国を攻撃するのであれば、攻撃も辞さない」という強いメッセージ。
(2)人民へのお詫びと感謝:国民への愛を表現して国民からの尊敬を得、国民の一致団結・結束を促進。
(3)韓国への謝罪の手紙及び演説での暖かいメッセージ:韓国との融和を促進し、食料等の援助を期待。
以上のことから、私は、「北朝鮮は、長引く国連制裁、コロナそして長雨による洪水と農作物の不作等々で、極度に体力が低下している。国家の緊急事態」なのであろうと考える。北朝鮮はなりふりをかまっている場合でないのである。
それでは、この様な事態に我々はどうすべきなのであろうか?
(1)我が国のBMD能力の更なる向上
現在わが国はミサイル防衛(BMD:Ballistic Missile Defence)能力を着々と向上させてきているものの、2020年6月の河野防衛大臣の“イージス・アショアの導入停止”判断を受けて、政府として今後のミサイル防衛を再検討中である。特に最近の脅威の進化に対応可能な防衛システムの導入や「座して死を待つ」事が憲法の趣旨でないとすれば、どのような手段で我が国の国民の生命財産・主権を守るのかの議論を真剣に進めるべきだろう。
(2)北朝鮮の国内事情は極めて憂慮すべき事態
我が国は、北朝鮮が最終手段に出た場合の最悪の事態を想定し、対応案を早期に策定しておくべきである。この際、軍事的な対応策とともに、北朝鮮国民が爆発し、難民化して周辺国へ拡散した場合の対応策も持っておくべきである。
以上の様な北朝鮮対応は、我が国のみでは不十分である。米国・韓国そして中国との連携が必要である。(令和2.10.13)
岩崎茂(いわさき・しげる)
1953年、岩手県生まれ。防衛大学校卒業後、航空自衛隊に入隊。2010年に第31代航空幕僚長就任。2012年に第4代統合幕僚長に就任。2014年に退官後、ANAホールディングスの顧問(現職)に。
提供:KCNA/UPI/アフロ
<RS>
31歳女優「ビーチでゴロゴロ幸せ」水着ショットにファン「えっぐい」「激しいスタイル」
ドジャースが宿敵パドレスを圧倒 新人の値千金弾に大谷翔平45号、山本由伸11勝目
ジョン・ウィックの妹分が「十倍返し」「バレリーナ:The World of John Wich」
交通指導隊員をするお父さん→朝の散歩で犬が着いていった結果…思わず癒される『尊いやり取り』が34万再生「犬のお巡りさん」「可愛い」と反響
大谷翔平、ヤジ飛ばすファンにハイタッチ&肩ポンポン MLB公式Xが本塁打後の珍行動を公開
有吉弘行が衝撃、ケガで全治6カ月の治療受け「今どきこんなやり方するんだ」アナログ手法に驚き
「パドレスとの差は」NHK解説がドジャース劣勢の要因を分析「そういうチーム作りしてない」
山本由伸、フリーマンの同点アーチ直後に無失点で6回2失点 9番打者に痛恨の逆転2ランも修正
山本由伸、5回のピンチを意地の無失点で援護を待つ 宿敵との大一番で3回に痛い逆転アーチ被弾
「すごくうれしかった」山本由伸、好投アシストルーキーの値千金3ランに喜び「助けてもらった」
深田恭子、トーク中突如「ごめんなさい…帰ります」と席を立ちスタジオ騒然 加藤浩次大慌て
堀江貴文氏、ネット騒然「スマホ使用1日2時間まで」条例案に“たった一言”でバッサリ
人気歌手luzさん急逝 2週間前に最後のSNS投稿「本当に全てに限界来てる」
不倫謝罪の人気女性YouTuber「法的措置」へ、本名や住所さらされ「度を超えた誹謗中傷」
えなこ、白のハイレグバニー姿で開脚ショット「刺激的」「最高かよ!」「見えそう」「満点です」
村重杏奈、パープル下着姿で大胆ショット公開「エロかわ」「セクシーの極みや」の声
眞鍋かをり暴露「こいつビジネスでやってる」霊感女性タレント ロケ号泣→直後けろっと男と連絡
コンビニ富士山に殺到の訪日外国人が迷惑行為 カンニング竹山が斬新?提案
見通し悪いカーブでヒグマ遭遇か 死亡男性、直前まで単独走 羅臼岳
「料理の鉄人」坂井宏之氏のレストラン「ラ・ロシェル南青山」12月で閉店「また、新しい姿で」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
深田恭子、トーク中突如「ごめんなさい…帰ります」と席を立ちスタジオ騒然 加藤浩次大慌て
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
水卜麻美アナ、生放送で突如号泣 スタジオ騒然 大粒の涙ボロボロこぼし「ごめんなさい…」
堀江貴文氏、ネット騒然「スマホ使用1日2時間まで」条例案に“たった一言”でバッサリ
大谷翔平と代理人バレロ氏が訴えられる、ハワイの高級リゾート住宅建設プロジェクトを巡り
あのちゃんが実名告白「もっと笑顔にしたい」38歳元アナ女優「めっちゃ暗い、何かたまってる」

31歳女優「ビーチでゴロゴロ幸せ」水着ショットにファン「えっぐい」「激しいスタイル」
ドジャースが宿敵パドレスを圧倒 新人の値千金弾に大谷翔平45号、山本由伸11勝目
ジョン・ウィックの妹分が「十倍返し」「バレリーナ:The World of John Wich」
交通指導隊員をするお父さん→朝の散歩で犬が着いていった結果…思わず癒される『尊いやり取り』が34万再生「犬のお巡りさん」「可愛い」と反響
大谷翔平、ヤジ飛ばすファンにハイタッチ&肩ポンポン MLB公式Xが本塁打後の珍行動を公開
有吉弘行が衝撃、ケガで全治6カ月の治療受け「今どきこんなやり方するんだ」アナログ手法に驚き
「パドレスとの差は」NHK解説がドジャース劣勢の要因を分析「そういうチーム作りしてない」
山本由伸、フリーマンの同点アーチ直後に無失点で6回2失点 9番打者に痛恨の逆転2ランも修正
山本由伸、5回のピンチを意地の無失点で援護を待つ 宿敵との大一番で3回に痛い逆転アーチ被弾
「すごくうれしかった」山本由伸、好投アシストルーキーの値千金3ランに喜び「助けてもらった」