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NY白金は1000ドル台定着へ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY白金についてのレポートを紹介します。

まず、陳さんは、6日のNY金について、『ドル安を背景に買われ、5営業日続伸した。2069.40ドル(+20.10)。10営業日連続で清算値での史上最高値を更新した』と伝えています。『新型コロナウイルスの感染者数増加が引き続き米経済に打撃を与える中、追加金融緩和策への期待感が相場を押し上げた』とのことで、『外国為替市場ではドル安・ユーロ高基調が継続し、ドル建て金は割安感からも買われた』と解説しています。

続けて、NY白金について、『金の上昇に刺激されてNY白金は5日続伸し、1013.90ドル(+24.80)。終値が1000ドルを超えたのは2月20日以来』と伝えています。その背景については、『急騰する金に連れて割安な白金が見直されたという面もあるが、最大の生産国である南アフリカでの新型コロナ感染拡大による鉱山操業の停止が懸念されている』と分析しているようです。

アフリカの新型コロナウイルスの感染状況については、『世界保健機関(WHO)は、アフリカで新型コロナウイルスが広がり続けるなか、特に南アフリカでの感染者が急増しているとして警戒を呼びかけた。アフリカでは、大陸全体の感染者が100万人に迫っている。このうち最も多い南アフリカでは52万人を超え、全体の半数以上を占めている』と述べています。

これに加え、『電力不足が経済活動の重石になっている』とのことで、『特に鉱山操業は大量の電力を必要とし、狭い場所で密集して作業をするためクラスター懸念されている』と指摘しています。そのため、『市場は金や白金、パラジウム等の貴金属生産に支障が出る可能性が高いと懸念している』とのことです。

陳さんは『CFTC建玉でファンドの買い越しが2万枚を越えたのもこうした背景がありそうだ』として、『NY白金は1000ドルの節目を超えてきたが、ようやく採算コストを若干上回ったに過ぎない。金の上昇、ドル安を背景にNY白金は1000ドル台が定着する可能性が強まった』と考察しています。

大阪白金については、『3000~3500円のレンジの上限を試し、3500~4000円のレンジに上昇する可能性もあろう』と示唆しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月7日付「NY白金は1000ドル台定着へ」」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜




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