天然ゴム市場ではテクニカル的に高値警戒か サンワード貿易の松永氏（三井智映子）

皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は天然ゴム市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんはブログ「松永総研～北浜の虎と呼ばれた男～」で、上海ゴムの値動きについて、『中国の資源銘柄が昨日まで2日連続で全面高となりましたが、それでもほとんど上昇出来なかった上海ゴムの上値の重さに警戒する必要もあります』と考察しています。

『テクニカル的な高値警戒が必要』とのことで、上海ゴムと東京ゴムRSS3がともに右肩上がりの上値抵抗線付近まで上昇していると指摘しています。

また、タイ政府による「天然ゴム価格テコ入れのための20年計画」で、『今後20年間で天然ゴム農園を21％削減し、天然ゴム輸出価格を3倍以上に引き上げるという』ことが『長期的な強材料』であるものの、来年からの開始となる見通しから『インパクトは大きいものの需給に対して即効性のある材料ではありません』と分析しています。

加えて、『タイ、インドネシア、マレーシアで構成される国際3カ国ゴム協議会（ITRC）は12月5日、価格安定性を確保するために今回実施された数量規制による輸出削減策と違った輸出規制を検討していることを公表しました』が、こちらも『インパクトは大きいものの需給に対して即効性のある材料ではありません』との見解です。

まとめると、天然ゴム市場では短期的にはテクニカル的に高値が警戒される局面ですが、長期的には強材料が見受けられるようです。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研～北浜の虎と呼ばれた男～」の12月11日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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