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天然ゴム市場は上昇に優位性? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は天然ゴム市場について、松永さんのブログ「松永総研」からレポートをご紹介いたします。

天然ゴムの値動きについて、松永さんは『東京ゴムRSS3は、3月4日に年初来高値(209.5円)を記録しましたが、その後は下落を続け、3月28日に180.2円まで下落しました。その後は4月1日より上昇基調を続けており、東京ゴムが輸入採算価格を大幅に割りこんだことによる反発が続いているようです』と分析しています。

東京ゴムに関して、はタイ・バンコクのRSS3現物価格より下回っていることで、『その修正が月初から続いております』と考察。『先週末のタイ・バンコクのRSS3現物価格は、あと0.11バーツ(約0.4円)上昇するだけで、年初来高値を更新する位置にあります』とのことで、『東京ゴムが3月上旬から3月末にかけて大きく下落しましたが、それでも産地現物価格が年初来高値付近で3月上旬から高止まりしており、産地現物価格の地合いの強さが伺われます』との見解となっています。

また、外部要因として『主生産国が減産期入りしており、主生産国による輸出削減策も開始されております。そして、エルニーニョ現象による干ばつ警戒も高まっております』と考察しています。

東京ゴムRSS3におけるファンドポジションについては、『4月4日の「815枚の売り越し」から4月5日に「139枚の買い越し」』、投資家ポジションについては、『「4月4日の1622枚の買い越し」から、4月5日に「371枚の買い越し」』と、大きく変化したと述べています。そして、『先週末より再び買い越しに転じた事により、ファンドの買い進みが加速する可能性も高まってきました。しかも、投資家の買い越し枚数が先週末に大幅減少したことを受けて、相場が軽くなって上げ足が加速する可能性もあります』と示唆しています。

参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の4月7日付「天然ゴム市場」「天然ゴム市場パート2」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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