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下半期は高い運用勝率、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

10/1付の「DailyOutlook」では、運用勝率について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『「下半期(10~3月)は高い運用勝率」という経験則がある。日経平均を10月初に購入、3月末に売却と仮定すると、1998年からの20年間では15勝5敗、08年からの10年間では8勝2敗となる。一方、4月初に購入、9月末に売却の場合は20年間で9勝11敗、10年間で6勝4敗だ。日本は3月期決算企業が多く、期末にかけて業績上振れ期待が高まることが一つの要因であろう』と伝えています。

続けて、「ボックス相場が長く続くと、ボックス圏を放れた後の相場は大きく動く」傾向がある(参考:9月11日付DailyOutlook「大保合いは大相場」)ことを挙げ、『2012年以降では、(ア)12年5月から11月まで9,000円を挟んで推移していた。自民党の政権奪取期待などを背景に保合いゾーンを上放れ、13年5月の15,000円台まで上昇。(イ)15年5月から8月まで20,000円台でのボックス相場を続けていた。チャイナショックなどを嫌気して下に放れ、9月に17,000円を割り込んだ。(ウ)17年4月から10月まで20,000円を挟んで推移していた。景気回復期待などを背景に上放れ、18年1月の24,000円台まで上昇した』と分析しています。

さらに、『上記の保合い相場放れ局面における日経平均は、ボックス圏より3,000円から5,000円程度変動している。現状、9月半ばからの保合い相場上放れで、ボックスゾーンの上限23,000円より1,000円強上昇しているにすぎない。尚、上昇余地がありそうだ』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介しています。詳しくは10/1付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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