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東京ゴムが大きく上昇する可能性も? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


皆様こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
今日は天然ゴム市場についてのレポートをご紹介します。

レポートでは、『タイ農相は先月27日、「インドネシアとマレーシア、ベトナムに対し、天然ゴム生産主要4カ国で最低輸出価格の設定を提案し、5月にそれら主要4カ国代表がバンコクで協議する予定である。」と述べました。それにより、今月中に天然ゴム生産主要4カ国による最低輸出価格の設定に関する話し合いが行われる見通しとなりました』とのことで、『ここで最低輸出価格が設定されることになれば、東京ゴムが大きく上昇する可能性もあります』との見解を伝えています。

また、『今年3月に開催された天然ゴム主要3カ国協議では、タイ政府が推奨した「天然ゴム輸出削減策の延長案」は合意されませんでした。輸出削減策は、輸出削減期間に天然ゴム価格が上昇しやすくなりますが、輸出削減期間が過ぎると産地在庫の増加により天然ゴム価格が反動安となる可能性もあるだけに、合意に至らなかったようです』とレポートでは分析しており、『最低輸出価格は、実施期限が切れても輸出削減策のような反動安も軽微ですから、今月の3カ国協議で最低輸出価格が合意に達する可能性は高そうです』とのことです。

そして天然ゴムの値動きに影響する中国自動車販売台数については、『中国汽車工業協会が先週末に発表した4月の中国自動車販売台数は、前年同月比11.5%増の232万台となり、2カ月連続で大幅な伸びとなりました』と伝えており、『好調な自動車販売台数を受けて、自動車関連銘柄となる中国の天然ゴムや鉄鋼などの資源銘柄がしばらく堅調地合いを続ける可能性もあります』とまとめています。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の5月14日付「天然ゴム市場」「天然ゴム市場パート2」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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