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NYの視点:米12月消費者信頼感指数、12月としては17年ぶり高水準、11月からは低下


コンファレンスボードが発表した米国の12月消費者信頼感指数は122.1と、17年ぶりの高水準を記録した11月分から低下。予想128.0も下回り、9月来で最低となった。ただ、先月に比べると、勢いが弱まったものの、12月としては、2000年以降17年ぶりの高水準。米国民は依然楽観的見方を維持している。現況指数は156.6と、11月154.9から上昇。2001年中旬以降16年ぶり高水準を記録した。一方で、期待指数は99.1と、11月111.0から低下。2016年11月以降2年ぶり低水準に落ち込んだ。

●米12月消費者信頼感指数
現況指数:156.6(11月154.9)
期待指数:99.1(11月111.0)

●雇用
十分:35.7(11月37.5)
不十分:49.1(11月45.7)
見つけるのが困難:15.2、2001年中旬以降で最低

ビジネスや雇用状況は低下したものの、今後賃金の上昇を期待しているとの回答は3月以降で最高を記録。雇用が「十分」との回答は35.7%と11月の37.5%から低下したものの、「見つけるのが困難」の回答は15.2%と、2001年中旬以降16年ぶり最低を記録した。

コンファレンスボードの経済指標部門責任者、リン・フランコ氏は、「期待指数は低下したものの、歴史的には高水準を維持しており、2018年に向けて、経済の強い成長が示唆されている」と楽観的な見解を示した。



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