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米中会談控えハイテク株の一角は底堅い値動き


5日の日本株市場は、米中首脳会談への期待から一部ハイテク株の底堅い動きが見られ、リバウンドの試みが続くと予想されます。しかし、米国の弱い経済指標や円高の影響で、日経平均株価はやや売り先行で始まる可能性が高いです。特に日経225先物は25日線が支持線として注目される状況です。個人投資家は中小型株での値幅取りを狙い、防衛関連、AI、宇宙関連株への投資が活発化しています。また、トランプ大統領はプーチン大統領と緊張感を高める電話会談を行ったとされ、地政学リスクを背景にした投資にも注目が集まっています。

*08:10JST 米中会談控えハイテク株の一角は底堅い値動き  5日の日本株市場は、売り一巡後は底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。4日の米国市場は、NYダウが91ドル安、ナスダックは61ポイント高だった。5月の米ADP雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を下回り、2年ぶりの低い伸びとなったほか、5月の米ISM非製造業景気指数も好不調の境目となる50を下回ったことが嫌気された。一方で、米中首脳会談に対する期待からハイテク株の一角が買われた。シカゴ日経225先物は大阪比200円安の37580円。円相場は1ドル=142円70銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで37480円まで売られる場面もあったが、25日線が支持線として意識される形だった。同線が支持線として機能するようだと、次第に底堅さがみられるだろう。ただ、積極的なリバウンド狙いの買いは期待しづらいため、同線のほか200日線辺りでの攻防になりそうだ。昨日の日経平均株価は4営業日ぶりに反発となったが、200日線が抵抗線として意識されていた。売り先行も25日線を支持線とした押し目を狙いたいところだろう。

 トランプ大統領と習主席が週内に会談する可能性から、いったんは売り方の買い戻しが入りやすく、ハイテク株の一角は底堅い値動きが期待される。一方で、円相場は1ドル=142円台後半と、前日から円高に振れて推移しており、輸出関連株などの重荷になりそうだ。週末の米雇用統計の結果を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすく、狭いレンジでの推移になりそうだ。個人投資家は需給状況が良好な中小型株での値幅取り狙いの売買になりそうである。

 そのほか、トランプ米大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談を行ったと報じられている。ウクライナによるドローン攻撃にロシアは報復すると警告を受けたと伝えられており、地政学リスクへの警戒から防衛関連株への物色は続きそうである。そのほか、AI関連や宇宙関連などへの物色は根強いだろう。

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