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自律反発の域は脱せず、中小型株での値幅取りが中心


 19日の日本株市場は自律反発が意識されるが、その後はこう着感の強い相場展開になりそうである。18日の米国市場ではトランプ政権を巡る先行き不透明感が重しとなるものの、良好な経済発表が材料視され、前日の大幅下落に対する買い戻しを誘った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の19605円だった。

 米株高の流れを受けて買いが先行となろうが、市場は大統領弾劾となった場合の金融市場の反応について予想し始めたとも伝えられる中、政治混乱リスクが和らぐのを見極める必要がある。トランプ政権が混迷化するなか、税制改革への期待は高まりそうにない。

 その為、日本株についても自律反発の域は脱せず、明確な底打ちが意識しづらいなか、次第にこう着感が強まりそうである。物色については米国の流れを引き継ぐ格好から半導体関連の買い戻しが意識されそうだが、その他、中小型株での値幅取りが中心。また、テーマ性のある材料株のほか、次第に内需・ディフェンシブ系にもシフトしやすいだろう。
(村瀬智一)


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