
<タイガース7-0オリオールズ>◇27日(日本時間28日)◇コメリカパーク
タイガース前田健太投手(37)が本拠地でのオリオールズ戦に登板。制球に苦しみながらも1回を無安打無失点、2四死球1暴投1三振に抑えた。
無失点で終えたのは13日のツインズ戦以来、3試合ぶり。今季6試合で計7回を投げて9安打8失点(自責7)、6四球7三振で防御率9・00となった。
7-0の9回から3番手で登板した前田はいきなり先頭の3番マウントキャッスルに四球、さらに暴投で無死二塁のピンチに。1死後には5番サンチェスに死球を与えて1死一、二塁となったが、6番カールソンを一ゴロに抑え、最後は7番カースタッドを3球三振に仕留めて無失点に抑えた。球数17球中ストライクは8球。最速は90.5マイル(約145.6キロ)だった。
試合は昨シーズン投手3冠を達成しサイ・ヤング賞に輝いた先発左腕スクバルが6回4安打無失点、無四球11三振と好投し、3投手の継投で完封勝利。打線も2番トーレスが2安打3打点、9番バエスが2安打2打点を記録するなど7点を奪った。チームは4連勝で今季18勝10敗とし、リーグ勝率トップに立っている。