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後場の日経平均は188円高でスタート、第一生命HDや三井E&Sなどが上昇


後場の東京株式市場では、日経平均株価が前日比188.12円高の38,323.09円で始まり、前引けよりやや上昇しました。アジア市場では、上海総合指数が小幅下落し、香港ハンセン指数も1.4%の下落ですが、ドル円相場が安定していることや、米国市場の先物が堅調なことが日本市場を支えました。しかし、国内には特段の買い材料がなく、上値追いには慎重な姿勢が見られます。鉱業、鉄鋼、ゴム製品のセクターが上昇率上位で、サービス業や非鉄金属は下落。売買代金上位銘柄では、T&DHDやサンリオが上昇し、リクルートHDやソフトバンクGなどが下落しています。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38323.09;+188.12TOPIX;2681.33;+15.99

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比188.12円高の38323.09円と、前引け(38295.13円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38300円-38370円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=151.50-60円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ動きで0.3%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で軟調に推移し1.4%ほど下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場に引き続き、米国の対中半導体規制に対する警戒感がやや後退していることのほか、海外市場で一時150円40銭台まで進んだ円高・ドル安方向への動きが一服していることや、ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることなどが東京市場の株価の支えとなっているもよう。一方、国内にこれといった買い材料が見当たらず、上値追いには慎重な向きもある。

 セクターでは、鉱業、鉄鋼、ゴム製品が上昇率上位となっている一方、精密機器、サービス業、非鉄金属が下落している。

 東証プライム市場の売買代金上位では、T&DHD<8795>、KOKUSAI<6525>、サンリオ<
8136>、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>、TOWA<6315>、マネックスG<8698>、第一生命HD<8750>、ソシオネクスト<6526>、三井E&S<7003>が高い。一方、ヒューリック<3003>、さくら<3778>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、リクルートHD<6098>、フジクラ<5803>、ニトリHD<9843>、川崎重<7012>、IHI<7013>、ソフトバンクG<9984>が下落している。
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