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後場の日経平均は98円高でスタート、大和ハウスやHOYAなどが高い


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28691.70;+98.18TOPIX;2047.69;+10.35


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比98.18円高の28691.70円と、前引け(28706.04円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は28670円-28700円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=134.30-40円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が上昇して始まった後は前日終値をはさんだ推移となる一方、香港ハンセン指数は取引開始後に下げ幅を広げ1.2%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。決算を受けたニデック<6594>が堅調な相場展開となっていることもあり、今週から発表が本格化する3月期決算への期待が高まり、株価下支え要因となる一方、前場に日経平均が取引時間中の年初来高値を更新するなど、株価が高値圏にあることから利益確定売りが出やすいようだ。

 セクターでは、証券商品先物、銀行業、倉庫運輸関連が上昇率上位となっている一方、鉄鋼、電気・ガス業、空運業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、三菱電<6503>、ニデック、大和ハウス<1925>、HOYA<7741>、アドバンテスト<6857>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、任天堂<7974>、JT<2914>、三井物産<8031>が高い。一方、楽天銀行<5838>、日本製鉄<5401>、東電力HD<9501>、日立<6501>、メルカリ<4385>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、ANA<9202>が下落している。

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