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後場の日経平均は31円高でスタート、三菱UFJや東エレクが高い


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;25938.48;+31.55TOPIX;1729.65;-2.16

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比31.55円高の25938.48円と前場終値より上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は下げ幅が縮小。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=104円50銭近辺と朝方より横這いで推移。午前の日経平均は、米国市場が大幅上昇したことや、新型コロナワクチンの期待感から続伸してスタートした。しかし、個人の参加比率が高いマザーズ指数が大幅続落となり、JASDAQ平均は反落するなど、個人投資家の高値警戒感が根強いことから、日経平均も一時はマイナスに転じ、午前は重い値動きとなった。午前のTOPIX下落率はマイナス0.26%であり後場の日銀のETF買いは望み薄のようである。後場の日経平均は前場終値より上げ幅を拡大してスタートし、もみ合いとなっている。

 セクター別では、空運業、鉱業、保険業、鉄鋼など上昇率上位となっており、一方、精密機器、情報・通信業、サービス業、小売業が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテイリング<9983>、三菱UFJ<8306>、東京エレクトロン<8035>、三井住友<8316>、レノバ<9519>が高い、そのほか、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、チェンジ<3962>、トヨタ<7203>が安い。


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