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後場の日経平均は1513円安でスタート、東証33業種すべてマイナスの全面安商状


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;17046.59;-1513.04TOPIX;1230.40;-97.48

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比1513.04円安の17046.59円と前引けから下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は16630-16920円のレンジで推移。為替は1ドル=104円90銭-105円00銭と朝方よりもやや円安気味での推移となっている。アジア市場も全面安商状で、中国・上海総合指数は3%前後、香港・ハンセン指数は5%超とそれぞれ大幅に下げている。ただ、どちらも寄り付き直後の水準からはやや下げ幅を縮小。引き続き新型コロナウイルス拡大に伴う世界同時株安を嫌気した売りが続いている。時間外のNYダウ先物が12日の同指数現物終値よりも更に下落していることなどもセンチメントの悪化に繋がっているようだ。この流れから、前引けにかけてやや下げ幅を縮小していた日経平均は後場に入ってから再び下げ幅を拡げる展開となっている。

 業種別は、東証33業種すべてがマイナスの全面安商状。鉱業や不動産などが2ケタ台の下落率となっているほか、相対的に下落幅が低いパルプ、鉄鋼、ゴムなどでも5%超の下落率となっている。東証1部の売買代金上位では、日経平均高構成銘柄であるソフトバンクG<9984>およびファーストリテ<9983>が6%超のマイナスとなっているほか、ソニー<6758>が7%超、東エレク<8035>は10%近い大幅安となっている。この他、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、武田<4502>、KDDI<9433>、ファナック<6954>なども大幅下落で並んでいる。


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