日経平均は171円安でスタート、日銀ETF買い入れへの思惑で下げ渋りか

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;19520.41;-171.06TOPIX;1604.48;-15.11


[後場寄り付き概況]

　日経平均は前引け値とほぼ変わらずの水準で始まった。ランチタイムの225先物は16500-
16520円辺りでの狭いレンジ取引が続いている。円相場は1ドル109円80銭辺りと、朝方からはやや円安に振れて推移している。前場の弱い動きを受けて、後場は日銀のETF買い入れへの思惑から、やや下げ渋る動きが期待される。一方で、週明けの米国市場はレーバーデーの祝日で休場となるため、米国市場の反応も見極めづらく、後場も様子見姿勢の強い相場展開になりそうだ。

　セクターでは空運、保険が小じっかりな他は、31業種が下げており、倉庫運輸、海運、繊維、不動産、情報通信、サービス、ガラス土石、小売、医薬品の弱さが目立つ。売買代金上位では、任天堂<7974>、メタップス<6172>、エコナックHD<3521>、ファーストリテ<9983>、石川製<6208>、SUBARU<7270>、SOMPO<8630>が堅調。半面、ソフトバンクＧ<9984>、KLab<3656>、メガバンク3行、キーエンス<6861>、住友鉱<5713>が冴えない。


＜HT＞