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【ロッテ】佐々木朗希のポスティングによるメジャー挑戦を容認 移籍に向けた手続き開始へ


ロッテの佐々木朗希投手(22歳)がポスティングでメジャーリーグへの挑戦を目指し、球団がそれを容認することを発表しました。佐々木はアメリカでプレーするという夢を持ち続け、その希望が尊重される形となりました。球団本部長の松本氏は、佐々木の決断について「日本の代表として頑張ってほしい」とエールを送りました。また、吉井監督も「未完成な部分はあるが、アメリカでさらに成長してほしい」と述べ、彼の挑戦を支持しています。ただし、22歳でのポスティングにはマイナー契約の制約があるため、乗り越えるべきハードルも存在します。

ロッテ佐々木朗希(2024年10月撮影)

ロッテが9日、佐々木朗希投手(22)のポスティングによるメジャー挑戦を容認し、移籍に向けた手続きを開始すると発表した。

球団を通じて、松本尚樹球団本部長と吉井理人監督がコメントした。

◆松本球団本部長「入団した当初より本人からアメリカでプレーをしたいという夢を聞いておりました。今年までの5年間の総合的な判断として、彼の想いを尊重することにしました。日本の代表として頑張って欲しいと思っています。応援しています」

◆吉井監督「チームとしてはもちろん、とても痛いです。ただ自分もアメリカでプレーをしたことがあるので気持ちはものすごくわかります。そして若い今、チャレンジしたいという気持ちも分かります。未完成な部分は正直、まだまだありますが、アメリカで自身を磨き、さらにレベルアップすることもできるのではないかとも考えます。2020年、石垣島キャンプのブルペンで初めて目にした彼の投球は私にとって野茂英雄を初めて見た時以来の衝撃でした。それを向こうでぜひ証明して欲しいです。頑張ってください」

佐々木は22歳で、今オフに移籍するなら、球団の承認を得てポスティングシステムを利用するしかなかった。ただ、25歳未満の移籍は、現行の大リーグの労使協定によりマイナー契約のみで、年俸も低く抑えられる。

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