<東京6大学野球:慶大9-1早大>◇第9週第1日◇9日◇神宮
慶大が先勝し、1勝でもすると秋季リーグ戦優勝が決まった早大の連覇は持ち越しとなった。
慶大・清原正吾内野手(4年=慶応)が大学野球最後となる早慶戦初戦で、第3号含む3安打1打点の大暴れで先勝に貢献した。
リーグトップの6勝&防御率1・19だった早大のエース伊藤樹投手(3年=仙台育英)を攻略。清原は第1打席から2打席連続の右前打で出塁し、4回には2点目のホームを踏んだ。
2-0の6回には、早大伊藤の132キロ初球を捉え、左翼席中段へ完璧な当たりの左越えソロ。リーグ戦3本目のアーチを描いた。8回にも2番手早大越井から右前打を放った。
投げては今季エースの働きを見せる2年生左腕、渡辺和大投手(高松商)が早大打線に完封勝利を挙げた。