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ECB理事会やメジャーSQ控え方向感掴みにくい


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21440.50;-156.31TOPIX;1601.73;-13.52

[後場の投資戦略]

 本日は欧州中央銀行(ECB)の理事会、週末には先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えた様子見ムードの高まりから、現状の東京市場では大きな方向性が出にくくなっている。

 ECB理事会を前に、経済協力開発機構(OECD)は6日に公表した報告書にて、20カ国・地域(G20)の大半で経済見通しを下方修正し、ユーロ圏の経済成長率見通しも下方に見直した。これまで2019年におけるユーロ圏の成長とインフレに関する見通しが引き下げられるとの見方が広がっていたが、今回OECDがユーロ圏の成長見通しを引き下げたことから、ECBによる成長見通しの引き下げは事前に織り込まれているとみられる。そのなかで、理事会後のドラギECB総裁の記者会見ではハト派寄りの見解が示される可能性が高いが、追加緩和の必要性について明言するか否かに注目が集まっている。

 他方、週末にメジャーSQを控えるなか、本日の前場時点の日経平均は21500円を割り込んでの推移が続く格好となった。足元のオプション市場では、21500-22000円のレンジで売買のポジションが積み上がっていたこともあり、21500円に乗せたいという主体や損失覚悟によるロスカットの向きなど先物を伴った売買が集中しているようだ。これらを一因として日経平均は21400円台でのこう着となるなか、薄商いの続く東京市場では、後場にかけても先物の動向に振らされやすい展開が続こう。


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