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日経平均は189円高でスタート、ルネサスやサンリオなどが上昇


10日の東京株式市場で日経平均は3日続伸し、189.60円高の38278.17円で寄り付きました。米中通商協議の期待感や米国株のハイテク株上昇、米長期金利の落ち着きなどが影響しました。また、前日の米市場でナスダック総合指数が上昇したことが東京市場のハイテク株に好影響を与えました。一方、投資家は今後の米中貿易協議やG7サミットに注目し、慎重な姿勢を維持しています。セクター別では、精密機器や電気機器が上昇、一方、倉庫運輸や医薬品が下落しました。主要企業ではルネサスやサンリオが上昇している一方、任天堂や三菱重が下落しました。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38278.17;+189.60TOPIX;2793.30;+7.89

[寄り付き概況]

 10日の日経平均は189.60円高の38278.17円と3日続伸して取引を開始した。前日9日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は1.11ドル安の42761.76ドル、ナスダックは61.29ポイント高の19591.24で取引を終了した。対中通商協議の再開で、期待感から買われ寄り付き後、上昇。NY連銀が発表したインフレ期待率の低下で長期金利が低下したことも好感されナスダックは続伸した。終盤にかけ、通商協議が明日も継続することが明かになると、様子見気配が強まり、ダウは失速し小幅安に転じ、主要指数は高安まちまちで終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、米長期金利や円相場が落ち着いた動きだったことも東京市場で安心感となった。さらに、昨日の日経平均が37900円台に位置する200日移動平均線や節目とされる38000円を上回って取引を終えたことから、相場は上昇基調にあるとの見方もあった。一方、今日も開かれると見られる米中貿易協議の結果や、15日から17日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて開かれると見られる日米首脳会談で関税や貿易に関し何らかの合意に至れるかなどを見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きがあった。
また、日経平均は昨日までの2営業日で500円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りも出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。

 セクター別では、精密機器、電気機器、化学、サービス業、ガラス土石製品などが値上がり率上位、その他製品、倉庫運輸関連、医薬品、小売業、不動産業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、ベイカレント<6532>、サンリオ<8136>、SMC<6273>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、HOYA<7741>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>、住友林<1911>、古河電工<5801>、いすゞ<7202>などが上昇。他方、任天堂<7974>、三菱重<7011>、三井不<8801>、ファーストリテ<9983>、フジクラ<5803>、ソシオネクスト<6526>、伊藤忠<8001>などが下落している。

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