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日経平均は279円安でスタート、東エレクやアドバンテストなどが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29238.56;-279.78TOPIX;1938.45;-13.82


[寄り付き概況]

 11日の日経平均は279.78円安の29238.56円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は反落。ダウ平均は34.94ドル安の34742.82ドル、ナスダックは350.38ポイント安の13401.86で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が長期にわたり大規模緩和を据え置くとの見方に、寄り付き後、上昇。本年の景気回復期待も根強く、ハイテク株から景気循環株への移行が続き、ダウは日中取引で史上最高値を更新した。しかし、高値付近での利益確定売りに加えハイテクの売りにおされ引けにかけて下落に転じた。

 米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。新型コロナ感染拡大が止まらず、引き続き経済への悪影響の広がりが懸念されたことに加え、昨日の米国市場でハイテク比率が高いナスダックが大きく下げたことや、日経平均が昨日までの3営業日続伸で700円を超す上げとなったことで戻り待ちの売りも出やすかった。一方、新型コロナワクチンの普及による世界景気回復への期待感が継続し、東京市場の株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比6.2%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.4%増だった。今日は日本時間10時30分に、4月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。

 セクター別では、電気機器、証券商品先物、非鉄金属、精密機器、金属製品などが値下がり率上位、電気・ガス業、その他製品、鉄鋼が値上がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソニーG<6758>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、日本電産<6594>、SUMCO<3436>、住友鉱<5713>、パナソニック<6752>、ルネサス<6723>、サイバー<4751>、川崎汽船<9107>などが下落。他方、任天堂<7974>、NTT<9432>、日本製鉄<5401>、武田薬<4502>、日本郵船<9101>、KDDI<9433>などが上昇している。

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