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21日のNY市場は反発


21日のニューヨーク市場は反発し、ダウ平均は32.03ドル高の41,985.35ドルとなりました。ナスダックも92.42ポイント上昇し、17,784.05で取引を終えました。一時はナイキやフェデックスの業績見通しが冴えないことからビクついて下落しましたが、シカゴ連銀のグールズビー総裁の発言やトランプ大統領の関税コメントにより、情勢が改善しプラス圏で終了しました。なお、シカゴでの日経225先物は大阪日中比45円安となりました。

[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;41985.35;+32.03
Nasdaq;17784.05;+92.42
CME225;37355;-45(大証比)

[NY市場データ]

21日のNY市場は反発。ダウ平均は32.03ドル高の41985.35ドル、ナスダックは92.42ポイント高の17784.05で取引を終了した。スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)や物流のフェデックス(FDX)の冴えない見通しを警戒し、寄り付き後、下落。シカゴ連銀のグールズビー総裁が関税によるインフレへの影響を「一過性」と繰り返したため、FRBの対応の遅れを警戒した売りに加えて、本日は、株価指数の先物やオプションなど4商品の清算日が重なる日で、テクニカルな売りが目立ち一段安となった。
その後、航空機メーカー、ボーイング(BA)の上昇が相場を支援したほか、トランプ大統領が会見で、相互関税を巡り柔軟性があると述べたため警戒感が後退し、終盤にかけ相場はプラス圏を回復し終了。セクター別で自動車・自動車部品が上昇した一方、耐久消費財・アパレルが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比45円安の37,355円。ADR市場では、対東証比較(1ドル149.31円換算)で、日本郵政<
6178>、みずほFG<8411>、三井住友FG<8316>、住友商事<8053>、三菱UFJFG<8306>などが上昇した一方で、ゆうちょ銀行<7182>、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、東京エレク<8035>などは下落し、全般やや売り優勢となった。
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