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日経平均は反発、米雇用統計受け買い先行も伸び悩み


日経平均は反発。4日の米国市場でNYダウは反発し、179ドル高となった。5月雇用統計では雇用者数の増加が前月より加速する一方、市場予想を下回り、連邦準備理事会(FRB)が金融緩和縮小を急ぐほどでないと受け止められた。長期金利が低下し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は1.5%の上昇。週明けの日経平均もこうした流れを引き継いで272円高からスタートすると、朝方には一時29241.20円(前週末比299.68円高)まで上昇した。ただ、今週も米5月消費者物価などの発表が控え、買い一巡後は伸び悩んだ。

大引けの日経平均は前週末比77.72円高の29019.24円となった。東証1部の売買高は9億
4592万株、売買代金は2兆1910億円だった。業種別では、海運業、サービス業、情報・通信業が上昇率上位だった。一方、鉄鋼、銀行業、機械が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の48%、対して値下がり銘柄は47%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、JR東<9020>などが堅調で、東エレク<8035>や日立<6501>は小じっかり。米ハイテク株高を受けて値がさグロース(成長)株に押し目買いが入り、エムスリー<2413>は2%超上昇した。同社は新型コロナウイルスワクチンの職場接種を実施する企業に医師を紹介するとも報じられている。祖業である科学事業の分社化を検討開始すると発表したオリンパス<7733>は5%の上昇。
また、ウッドワン<7898>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、売買代金トップのレーザーテック<6920>が11日ぶり、3位のトヨタ自<7203>が5日ぶりに反落。ファーストリテ<9983>やソニーG<6758>もさえない。ルネサス<6723>が3%近く下落し、日本製鉄<5401>などの鉄鋼株は大幅安。また、ティーライフ<3172>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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