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日経平均は続伸、連休明け後の一段高を意識したショートカバーも


 日経平均は続伸。135.66円高の19446.18円(出来高概算9億株)で前場の取引を終えた。
米国では米上下両院の交渉担当者が、9月末までの総額1兆1000億ドルの包括的歳出法案について、暫定的に超党派での合意に達した。合意によって現行の暫定予算が失効する5日以降も政府機関閉鎖は回避される見通しとなったことが安心感につながっている。

 また、連休の谷間ではあるものの、足元でハイテク企業を中心とした好決算が相次いでおり、先高期待につながっているようだ。セクターでは不動産、証券、ガラス土石、倉庫運輸、鉄鋼、金属製品、石油石炭、非鉄金属が堅調。指数インパクトの大きい東エレク<8035>、ファナック<6954>が日経平均をけん引する格好。また、トヨタ自<7203>など輸出関連のほか、メガバンクが堅調に推移しており、安心感につながっている。

 後場は大型連休後半戦を前に利益確定も意識されるが、連休明け後はフランス大統領選も通過していることから、改めて先高期待が高まる可能性がありそうだ。4月第3週(17-21日)の投資部門別売買動向では、海外投資家が現物・先物合算では売り越しだったが、現物としては3週連続の買い越しとなった。日本株に対する買い越し基調への転換が期待されることから、需給面での下支えとして意識されそうだ。

 また、日経平均は価格帯別出来高で一番積み上がっている19400-19500円処を捉えてきている。さすがに強弱感が対立することになろうが、この水準をクリアしてくるようだと、その上は商いが薄いところ。改めて20000円が意識されてくる可能性がある。ショートカバーも強まりやすいか。
(村瀬 智一)


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