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日経平均は続落、後場はよりこう着感の強い相場展開に


 日経平均は続落。62.16円安の18364.68円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えている。外部環境の不透明感が警戒されるなか、オプションSQに絡んだ売買が買い越しだったこともあり、日経平均は大幅に反発し18500円を回復して始まった。ただ、SQの買い越しがイレギュラー的だったとみられ、SQ値が幻のSQといった格好となり、その後早い段階で下げに転じている。

 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1400を超えており、全体の7割近くを占めている。
セクターでは、電力ガス、鉱業、パルプ紙、水産農林、石油石炭、陸運、繊維、倉庫運輸、情報通信、精密機器の弱さが目立つ。一方で、鉄鋼、その他製品、非鉄金属、不動産が小じっかり。売買代金上位では、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>、サイバーステップ<3810>が堅調。半面、ソフトバンクG<9984>、東芝<6502>、ファナック<6954>が冴えない。

 日経平均はオプションに絡んだ売買が想定外の大幅に買い越しだった影響から、大きく反発して始まった。発注タイミング等でイレギュラーが生じたとの見方もあったが、結局は幻のSQとなり、これが上値抵抗にもなっている。海外勢は祝日の影響から売買フローは限られているとみられ、後場はよりこう着感の強い相場展開になりそうだ。

 また、個人主体の売買も前場半ば辺りで一巡感もみられ、逃げ足の速い資金中心のなかで、個別でも値動きの荒さが目立ってきそうである。明日15日の北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控え、これを無事通過するのを見極めたいところである。緊張が和らいでくるようだと、来週以降の自律反発が期待される。
(村瀬智一)


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